鉛筆図鑑〈pentel ぺんてる〉
ぺんてるの歴史
堀江幸夫の父で筆職人の利定が1911年に創業した「堀江文海堂」という筆や墨、硯の卸問屋を浅草で営んでいたのが祖である。その後、幸夫が後を継ぎ戦後の1946年に現在の本社所在地に移転し大日本文具株式会社を設立。当初は文具の卸売業であったが、後に自社での生産・販売を開始した。最初に生産したのは粉墨とクレヨンで、以降は他の文具も手がけるようになった。さらに文具だけにとどまらず、自社で使用する生産機器の製作していたことから、それらの生産・販売も手がけるなど、取り扱う品目を増やしていった。
長きに渡り創業者の堀江幸夫が社長を務め、後に幸夫の息子・利幸に譲ったが急死[1]。創業家一族以外から社長が出ていたが、2002年6月に利幸の息子・堀江圭馬が当時32歳で就任。ドットイーボール、エルゴノミックス、ランスロットシリーズ、エナージェル、ローリー、ビクーニャ、ノック式マーカーなど数々の商品を開発した。2012年5月、代表取締役社長に和田優が就任した。
Wikipediaから引用(ぺんてる - Wikipedia)
ぺんてるといえば黒鉛と合成樹脂を混ぜ合わせたハイポリマー芯で有名ですが、以前はその技術を用いた鉛筆を販売していました。ブラックポリマー999などはファンが多く、再販を求める声も多いようですが、残念ながら現在は鉛筆の製造販売から撤退してしまいました。
BLACK POLYMER 999 ブラックポリマー999(廃番)
マットな黒にシルバーの刻印がシンプルながらも印象的なデザイン。
1987~2009年ごろに販売していた鉛筆です。ハイポリマー芯の技術を応用して作られた鉛筆で、濃く、滑らかな書き味。
スペック
・硬度:7段階(2H、H、HB、B、2B、3B、4B)
・サイズ:177×Φ7.8mm(非公式。管理人調べ)
・重量:不明
・軸:六角形
・消しゴムの有無:なし
MARK SHEET PENCIL マークシート鉛筆(廃番)
写真が下手で分かりにくいですが、ネイビーに塗装された鉛筆。天冠の色がHBでは黄色、Bは赤色となっています。
先ほどのブラックポリマーと同じ芯を使用した鉛筆。ブラックポリマーが廃番になった後もしばらく販売していました。同じデザインのマークシート用シャープペンシルは現在も販売中。
スペック
・硬度:不明(おそらくHB、Bの2種)
・サイズ:177mm(非公式。管理人調べ)
・重量:不明
・軸:六角形
・消しゴムの有無:なし
TUFF タフ(廃番)
マークシート用鉛筆と同じ色、デザイン。天冠の処理はされていない。同じ名前のシャープペンシルは現在も販売中。
スペック
・硬度:5段階(2H、H、HB、B、2B)
・サイズ:176×Φ7.8mm(非公式。管理人調べ)
・重量:約4.5g(非公式。管理人調べ)
・軸:六角形
・消しゴムの有無:なし
ECB エコ鉛筆(廃番)
塗装はされていない。刻印はメタリックグリーン
スペック
・硬度:不明
・サイズ:176mm(非公式。管理人調べ)
・重量:不明
・軸:六角形
・消しゴムの有無:なし
※今後、追加・修正の可能性あり
※サイズなどのデータは出来る範囲で管理人が計測、もしくはネットで調べたものです。
※誤情報に関してはコメント欄で教えていただければ幸いです