ZEBRA DelGurad/ゼブラ デルガード
5月になりましたね。ゴールデンウィーク、皆さんはどのようにお過ごしでしょうか。今年は最大9連休とのことで、根っからの仕事嫌いな自分は9日間も休んだら二度と仕事に行きたくなくなりそうです。
ここ最近はぺんてるのorenzを立て続けに紹介していましたが、今回は似たジャンルのシャープペンシルを紹介します。
△ZEBRA DelGurad/ゼブラ デルガード
サイズ:137.3mm×Φ10.3mm
重量:10g
芯径:0.3,0.5,0.7
カラーバリエーション:
(0.3)ブラック、ブルー、ルミナスバイオレット、ルミナスブルー、ルミナスピンク、ホワイト
(0.5)ブラック、ブルー、ライトブルー、ライトグリーン、ライトピンク、ホワイト
(0.7)ブラック、ブルー、ブライトブルー、ブライトグリーン、ブライトピンク、ホワイト
"芯の折れないシャープペンシル"の中でも知名度の高い製品。orenzはそもそも芯を出さないことで折れることを防いでいますが、デルガードは筆圧に対してアプローチしています。
縦方向の力にはクッション機能によって筆圧を逃がし、斜めの方向に加わる力に対しては口金がせり出して芯を守ります。公式ではノック三回までであれば折れないそうです。
△口金周辺・先端部
これはどこからが口金でどこまでがグリップなのか…
より先端に近い場所にあるスプリングが口金の上下の動きを制御しています。(先端の金属パーツが動きます。)軸に近いスプリングはクッション機能のものです。
△クリップ・ノックキャップ
この価格帯かつ中高生向けの製品にありがちな樹脂製のクリップです。デルガードはノックの感触が異様に固いのがいまいち
△チャック
小さなチャックです。先端部をとってすぐにチャックが露出するわけではなく、パイプのような部品(芯詰まり防止の部品?)を外すとチャックが現れます。
△分解
〈感想〉
イロモノ系かと思いきやクルトガのように中高生に人気なようです。確かに使ってみると全然芯が折れません。ただデルガードシステムが作動すると口金が動くので、書きやすいとは言い難いです。(某メーカーの後発品よりはマシですが)折れなくてもどの道気が散るような…慣れなのでしょうか。
〈追記〉
なんとか最低月に一回のペースでブログ更新できていますがいつまで続くか怪しいところです。こんなさっぱりしたブログでも意外と大変なんですよ。
ぺんてる オレンズ メタルグリップ/pentel orenz metal grip
新年度になりやっと暖かくなってきましたね。それでも時々寒い日があって着る服に困ります。
最近は花の写真やスナップを撮ることが多くて文房具などのブツ撮りは控えめになっています。
世間話はこのへんにして文房具の紹介です。
・今回紹介するペンはorenzの1000円モデル、オレンズメタルグリップです。1000円となるとちょっと良い製図用シャープペンシルが買えるくらいの価格ですね。デザインも通常のオレンズと異なって製図用を意識したようなものになっています。
△ぺんてる オレンズ メタルグリップ/pentel orenz metal grip
サイズ:13×10×145mm
重量:14g
芯径:0.2,0.3,0.5
カラーバリエーション:
(0.2,0.3)ホワイト、ネイビー、シルバー、ブラック
(0.5)ブラック、レッド、スカイブルー、シルバー
発売日:(0.2,0.3)2016年1月(0.5)2018年1月
△軸
グリップは金属製ですが、軸は樹脂製。
△口金
orenzお馴染みの絞ったような形状の口金。ラバーグリップと同じものが採用されています。
△
初期のものにはなかったのですが、ここ最近の製品には根本にゴムリングがついていて、口金の緩みを防止しています。
△グリップ
金属製のグリップ。orenzシリーズ共通の輪状の溝が細かく刻まれています。樹脂軸の上から金属製のグリップが覆っている状態になっています。一部モデルは塗装あり。
△クリップ・ノックキャップ
△チャック(0.2)
△チャック(0.3)
△分解
基本的な構造はorenzやorenz ラバーグリップと同じです。
〈感想〉
・メタルグリップとはいえ、特別重量感があるわけではなく使いやすい重さだと思います。ただグリップはローレットの割には滑ってしまいます。限定色や0.5mmモデルのように塗装が施されたグリップは比較的ホールドしやすいです。
・通常のorenzは先細りの形状が持ちやすかったのですが、メタルグリップはストレートな形なので、やや手に馴染まなかったです。
・デザインは好きなのですが、ベーシックなorenzに比べて使用頻度は低いです。
ぺんてる オレンズ ラバーグリップ/pentel orenz rubber grip
あれだけ降り積もった雪もすっかり溶けて、少しずつ春を感じられるようになってきましたね。さて、気づかれている方はいないと思いますが以前の記事でお伝えしたとおり、ブログの一部の記事が整理されて見られなくなっています。申し訳ありません。
前回の記事でorenzを紹介しましたが、今回もorenzです。
△ぺんてる オレンズ ラバーグリップ/pentel orenz
サイズ:13×11×145mm
重量:11g
芯径:0.2,0.3
カラーバリエーション:オレンジ、ブラック、ホワイト
発売日:2015年
’’芯の折れないシャープペンシル’’orenzのラバーグリップタイプ。残念ながら数年前に生産終了。廃番になったのは割と最近なのでまだまだ店頭で見かける。
△口金
orenzメタルグリップと同じもの。
△グリップ
軸に対してやや太めのグリップ。中央が膨らんだ形状です。
orenzシリーズ共通の輪状の溝が入っています。
ラバーグリップの中でも比較的ベタつかない素材。
△クリップ・ノックキャップ
orenzシリーズ共通
△チャック
△分解
〈感想〉
前述した通りラバータイプは発売して間もなく生産終了してしまったorenzの中でも短命だったシリーズです。"芯の折れないシャープペンシル"orenzが欲しいと思ったときに、多くの人はあえて100円高いラバーグリップを選ばないのかもしれません。
ラバーグリップが苦手な自分でも、このペンはベタつかず持ちやすかったので割と気に入っていたのですが…。(学生時代は手書きの記録が多かったのでお世話になりました)
ぺんてる オレンズ/pentel orenz XPP502-G/XPP503-G
・ここ数年のシャープペンシルの流行のジャンルに「芯の折れないシャープペンシル」があります。各メーカーが工夫を凝らした「芯の折れないシャープペンシル」はそのメインターゲットである中高生を中心に人気を集めているようです。今回はその火付け役(?)であるorenzを紹介します。
△ぺんてる オレンズ/pentel orenz
サイズ:全長145mm×最大径Φ8.7mm
重量:10g
芯径:0.2、0.3、0.5
カラーバリエーション:
(0.2,0.3)ブラック、イエロー、ピンク、スカイブルー、ホワイト
(0.5)チェリーレッド、ミントグリーン、ピーチピンク、ソーダブルー、ベリーパープル
※0.2のレッド、ブルー、グリーンは製造中止
・各メーカーが様々なギミックや機構で芯が折れることを防いでいますが、このorenzはある意味異質なアプローチで「芯の折れないシャープペンシル」を実現しています。それは"そもそも芯を出さずに書く"という方法です。
△口金
芯が折れない仕組みの要はこの口金にあります。芯をほとんど出さない状態では筆記感に影響しそうですが、その点はガイドパイプの先端を滑らかに研磨することで書き心地が悪くならないようになっています。またガイドパイプはスライド式なので、芯の減りに合わせて動くようになっています。
△グリップ
先端に向かって細くなっています。
△クリップ
ちょっと変わった形のクリップです。軸から取り外すことは基本的にできない仕様です。
△ノックキャップ
ぺんてるお馴染みのキャップです。
△
0.2mmモデルにはクリーナーピンがついています。
△チャック(0.2mm)
〈感想〉
初めて触れたときは0.2mmが物珍しいだけで、大して書きやすいと思えませんでしたが、芯をB~2Bに変えたことで随分と書きやすくなりました。0.2mmという唯一無二の芯径は勿論魅力ですが、芯を出さずに筆記できるように研磨されているガイドパイプ先端など、ぺんてるの丁寧さが感じられます。デザインもいわゆる中高生向けではなく、シンプルに万人向けで好感がもてます。
△最近発売した0.5mmモデルに折れやすいカラー芯を使うのも面白いです。”芯を出さない”orenzだからこそ出来ることだと思います。
ZEBRA/ゼブラ SL-F1 ST
ZEBRA/ゼブラ SL-F1 ST
サイズ:全長(最小)105mm(最大)134mm×Φ10.1mm
重量:25.9g
カラーバリエーション:ネイビー、ピンク、ライトブルー、白、銀、黒
リフィル:F-0.7
ゼブラのコンパクトなボールペン。携帯時は小さく、書くときは普通のボールペンと同じようなサイズで使えます。軸全体が金属製で結構重みがあります。
ちなみにこれより少し小さいタイプでSL-F1 miniというものもあります。
△収納時
105mmと手のひらサイズ。口金が少しマヌケな形です。
△使用時
134mmまで伸びます。間抜けだった口金もすっきり円錐形になりました。
一般的なボールペンとほぼ同じくらいの長さです。
△口金
収納時は先端が飛び出てペン先を覆い被すようになっています。
使用時はその部品が縮んでペン先が露出します。
△クリップ
結構大きめです。
△リフィル
miniのほうは4c規格が使えますが、こちらは独自規格です。
△同じくゼブラのM-301とどことなく似ている気がします。
〈感想〉
変わった機構の割には使いにくいということはないです。伸び縮みさせるときのスチャっとはまる感覚も小気味良いです。
ブログ開設日(1/18)
ブログ開設日(1/18)
1/18はこのブログの開設日です。なんとなく「日々文具」というブログ名で始め、いつの間にか
3年目です。あまりにも更新頻度が低いのでこっそりと「時々文具」に改名しましたが。
そこそこやってると段々と惰性になってきて、真新しさがなくなってしまっていますが、もう少しつづけたいとは思ってます。
今年の目標としては
・毎月最低限1つ記事を更新
・ブログ全体の整理
この2本でやっていきたいと思います。それに伴い一部記事の内容が変更されたり、記事そのものが非公開あるいは削除される可能性があります。
今後もゆっくりマイペースですやっていくつもりですので、お付き合いいただければ幸いです。
おまけ
LOFT×学研ステイフル 学生to 科目別シャープ
しばらくぶりの更新です(いつものことですね)今年はカメラを買い換えたのでブログ更新もがんばろうと思っていましたが、マクロレンズを買ってから……なんて考えていたら更新のタイミングを失ってしまいました。
さて、長い前置きはこの辺にして今日のペンです。
△LOFT×学研ステイフル 学生to 科目別シャープ
発売日:2017年10月ごろ
サイズ:長さ140×Φ11mm
芯径:回転式0.3/0.5mm
価格:480円
このペンはLOFTと学研ステイフルのコラボ商品で、ロフト限定販売となります。
ビジュアルはチープですが、このペンは0.3、0.5mm二種類のシャープペンシルが使える面白い多機能ペンとなっています。
かつてrotringやプラチナが0.3、0.5、0.7mmのシャープペンシルが使える多機能ペンを販売していましたが、そのどちらも廃番となってしまいました。
△0.3、0.5mm使用時
回転繰り出し式で二種類の芯径を使い分けることが出来ます。商品名の通り授業科目によって芯径を使い分けたい学生さんをターゲットにしているようです。
△左回転で0.5mm、右回転で0.3mm
△口金~グリップ
クリアな樹脂にラバーグリップ。とても安っぽいです。
△クリップ
△消しゴム
△分解
△パッケージ
〈使用感〉
お察しの通り使いづらいです。多機能ペンのシャープペンシルにありがちなぐらつきと不安定な筆記感が顕著です。しかしながらこの手のペンに書きやすさを求めるのは間違っていて、二種類の芯径を使えるシャープペンシルが現行品で買うことが出来る……それだけで十分だと思います。(メーカーの思惑には反しますが)