サクラクレパス Ballsign プレミアム 4*1
おはようございます。桜が咲いたかと思ったら、あっという間に散ってしまいましたね。
4月はブログを毎週更新!と意気込んでいましたが、この記事が4月ラストの更新となりそうです。
今回紹介しますのはサクラクレパスの多機能ペン、Ballsign プレミアム 4*1です。
△Ballsign プレミアム 4*1
全長:145mm
軸径:12mm
カラーバリエーション:ブラック・シルバー
インク:黒・赤・青・緑・0.5mmシャープ
※0.4mm水性ゲルインキ
価格:2000円+税
参照:サクラクレパス公式サイト(http://www.craypas.com/products/lineup/detail/814.php)
Ballsignといえば世界初の水性ゲルインキボープペンとしてサクラクレパスが販売し、ロングセラーとなっていますが、Ballsign プレミアム 4*1はそのインクを使った多機能ペンです。プレミアムの名のとおり、2015年ごろ発売したBallsign 4*1の高価版です。
さて、このペンを購入した理由は2つあります。
・スライドレバー式の多機能ペンであること。
・スライドレバー式の中では珍しく、グリップがラバーではない点。
ブログの中で触れたことがありますが、僕は多機能ペンの中ではスライドレバー式が一番好きです。しかしながら、その類のペンは苦手なラバーグリップが多いです。その点このBallsign プレミアム 4*1はマットブラックの金属グリップと、好みに合っていました。(廉価版のBallsign 4*1はラバーグリップです)
△口金・グリップ
真鍮製の非常に重みのあるグリップです。5つの溝があり10角形のような形状になっています。
写真のとおり、使っているうちにところどころ塗装が剥げて地金が見えてきています。
△クリップ
角ばったクリップです。シャープメカ付の多機能ペンにありがちな、大きく飛び出したデザインです。見た目はあまりよろしくないですが、レバー自体をノックするタイプですと止む終えないです。後端ノックだとその辺りの問題が解消されますが…
△軸
グリップと同じ径のストレートなデザインです。グリップ同様5つ溝があります。
△レバー
色を主張しすぎない、尚且つ視認性も悪くないデザインだと思います。
△消しゴム
後端のキャップをとると、消しゴムがついています。
△リフィル
ゲルインキのリフィルです。このリフィルが少々曲者で、他のペンではあまり見かけない細いリフィルです。
△PILOTのリフィルと並べて
写真だと分かりづらいですが、太さが結構違います。
実は僕はゲルインキが苦手です。できれば油性インクにしたいのですが、この形のリフィル自体なかなか見かけません。ところが調べてみるとありました。
△ぺんてる BKSS
このリフィルは、本来ぺんてるのRollyなどの多機能ペンに使うのですが、なんとBallsignのリフィルと太さがほぼ一緒で、互換性があるのです。
何故このことに気がついたかといいますと、サクラクレパスの公式サイトにヒントが書かれていたからです。
参照:サクラクレパス公式(http://www.craypas.com/products/lineup/detail/736.php)
リンク先には、サクラクレパスの油性ボールペンのリフィルが紹介されています。よく見てみると注釈があります。
「※ぺんてる(BKSS7)と互換性があります。」
そう。公式ホームページで他メーカーの商品との互換性を堂々と記載しているんです。珍しいケースだと思います。
これを見て「もしや?」と思い試したところ、使用することが出来たわけです。
△BKSS使用時
長いのでやや飛び出てしまいますが、問題なく使えます。場合によってはリフィルを少し切るのもありかもしれません。
あまりこういう事は書きたくないですが、別のメーカーのリフィルを使ったり加工する際は、自己責任で行ってください。
最後に使用感ですが、とにかく重いです。少しメモを取るくらいならそこまで気になりませんが、長い時間使っていると疲れてしまいます。油性インクに替えてしまっているのも原因かもしれません。
重たい筆記用具が苦手な方にはお勧めできないペンです。
以上です。