LAMY tipo ボールペンのシャープペンシル改造
今回は文房具の改造についての記事です。
先に書いておきますが、ここで紹介する改造を真似する際に生じた損害に関して当ブログは一切責任を負いませんので、その点は自己責任でよろしくお願い致します。
僕の好きなペンのひとつにLAMYのTipoというローラーボールがあります。このペンのリフィルはいわゆるc300系と呼ばれる、日本ではメジャーな規格のリフィルを使っています。
その利点を生かして、自分は国内メーカーのリフィルを入れて使っています。
△LAMY tipoと c300のリフィル
ちなみに写真のリフィルは上から
・LAMY M66
・ぺんてる エナージェル
・ZEBRA SARASA
・PILOT フリクション
tipoには以前、シャープペンシルもラインナップされていたようですが、現在は取り扱いをしていないようです。あまり単色ボールペンを使わないけれど、tipoの軸は好きなのに、シャープペンシルが手に入れば良いのに…と思っていたら無印で面白い商品を見つけました。
△無印良品「選べるリフィルペンシャープペンシル用リフィル」と「選べるリフィルペン ポリカーボネイト軸」
この商品は本来「選べるリフィルペンポリカーボネイト軸」と組み合わせて使うものです。名前の通り、ポリカーボネイトのシンプルな軸に、好きな色のリフィルを入れて使います。
さて、この商品、実はc300系なんです。もしかしてTipoに使えるかも?と思って購入したところ手を加えることでtipoをシャープペンシルにすることができました。
△改造に必要な道具
・LAMY tipo ローラーボール
・無印良品 「選べるリフィルペンシャープペンシル用リフィル」
・カッターナイフ
・カッターマット
△あれば便利な道具
・ヤスリ
・ピンセット
△最初にtipo側の準備です。
tipoに最初から入ってるスプリングを取り除きます。この部品は結構しっかり固定されているので、ピンセットがあると取りやすいです。また、部品を失くしてしまうとボールペンに戻せなくなるので注意です。
△さらに、ノックをしていない状態にしておきます。この状態でリフィルをいれます。
△次にリフィル側の準備です。「選べるリフィルペンシャープペンシル用リフィル」を分解します。
△カッターナイフを使って後端から飛び出た芯ケースのパイプを約8mm切ります。軸に入れた時にノックできる長さに調整するわけです。
この際、パイプが長すぎると、少しの筆圧で芯が戻ってしまいます。逆に短くすると、リフィルが固定されず、ガタつきが生じてしまいます。
最初から切りすぎると失敗するので、カッターやヤスリで少しずつ削りながら軸に入れて試し書きしていくと、丁度良い長さが分かると思います。自分は何回か失敗して、リフィルを数本ダメにしてしまいました。
△丁度良い長さになったら軸にいれて完成です。
使ってみるとガタつきもなく、改造した違和感もあまりないです。元々のデザインの都合上、筆記時にクリップがあたって気になることはあるかもしれません。
あくまで改造はメーカー非推奨なのでおすすめはできませんが、自分は好んで使っています。